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FreeBSD パッケージのインストール パート2

FreeBSD
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今日は日曜日。外は暗くはないですが、空一面に雲が垂れ込めていて、いまいちすっきりしない空模様です。今日は昨年購入した車の新車12か月点検ということで、ゴソゴソと布団から起きだして、準備していると、妹夫婦が訪ねてきてジャム用のイチゴ買ってきたのでお土産!と置いてゆきました。一階に同居している母親と半分したということで、見た目はよくないですが、ジャム用ということで十分熟しており、大胆な箱への入れ方でしたが、おいしくいただきました。

さすがにジャム用で、粒はバラバラでした。三重方面にアサリを拾いに行った帰りに毎年買ってきてくれます。

fusefs module

さて、前回はパッケージを入れただけでしたが、今回はそれらを使用できるようにしてゆきたいと思います。インストール時に出力されたメッセージを眺めるところから始まります。

まず、trousers パッケージのメッセージです。

fusefs パッケージでは fusefs カーネルモジュールを読み込む必要があります。

要再起動!

カーネルモジュールを読み込むには kldload コマンドを使用します。

kldstat

これでは再起動したときに再度読み込んではくれません。そのために自動で読み込ませるように loader.conf ファイルに変数をセットします。

自動大好き!

dbus daemon

次は dbus daemon の起動です。

dbus daemon

ファイルにある記述通り変数をセットする。

御意に!

samba

続いて samba です。

息の長いソフトウェアですねぇ。

指定通り変数をセットして、試しに再起動してみましょう。

自動起動大好き!

確認

/var/log/messages の最後のほうに起動したサービスからのメッセージが記録されています。まず、tcsd daemon からのエラーで、設定ファイルの owner/group が root/_tss ではないと文句を言っています。

メッセージはよく読みましょう!

そこで気にいるように owner/group を変更して、起動スクリプトを実行します。グループも専用のグループを作成していることから、グループには最低限読み込むことができるパーミッションが必要のはずですので、750 にしておきます。が、エラーで起動せずに、設定ファイルの owner/group/mode が元通りに変わっています。バグかもしれませんのでちょっと調べてみます。

元に戻ってる 🙁

FreeBSD の bug 情報を調べてみますと、このような記述がありました。

起動ファイルのこの部分のようです。
workaround 通りに書き換えてみます。
その後起動スクリプトを実行すると、エラーは出なくなりました。

次のエラーは samba からのエラーです。設定ファイルが読めないとのこと。

設定!

設定ファイルを調べてみると、ファイルが存在しないことがわかります。ということで、最低限の設定を作って、それ以外は全てデフォルト値を使用するようにします。そうすると、サービスが起動しました。

とりあえず動かしてカスタマイズは後程。

オープンポートの状況を見てみると、M$ 関係の接続を受けるようになっています。

さて、何が開いているかな?

M$ 関係のサービスは危険な香りがしますし、デフォルト値がどのようになっているか調べていないので、とりあえず NetBIOS over tcp/ip のサービスだけを起動するようにしておきます。

不要なものは止めておきます。

試しに再起動してみて、起動するようにしたサービスが動いてるかどうか確認する。と、またしても tcsd と tpmd が起動していないようです。

これで OK ?

そこで、/var/log/messages をもう一度眺めてみます。そうすると、tpmd が /var/run/tpm ディレクトリにソケットファイルを作れないと怒っています。

メッセージをもう一度眺めてみる。

そこで起動ファイルを眺めてみると、起動ユーザを指定できるようですので、

バグ修正によって出てきたバグ?

tcsd の変更に応じて、tpmd でも起動ユーザを _tss から root に変更し、確認のため再起動します。

再度確認!

これで、起動すべきものがすべて起動するようになりました。

よさげです 🙂

コンソールを見てみると、samba サーバ pokemon がネットワークのマスタブラウザになったとメッセージが表示されています。

デフォルトのメッセージの出先はコンソールです。
この機能により、Windows へ名前解決の提供ができるようにまりました。

まだ、DNS などの名前解決サービスが使えるようにはしておりませんので、簡単な NetBIOS over tcp/ip による名前解決のみを使用できるようにしました。次回以降に samba によるファイル共有ができるようにしてゆきましょう。

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