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FreeBSD ディスク 縮小

FreeBSD
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今回はオーストラリアのメルボルンへオフィスの引越しの手伝いで一人で行った時の写真です。インターネット、スイッチ、ファイアウォール、WiFi、VMware 等々インターネット回線以外は全て社内統一モデルに置き換えの予定でした。到着した時は旧オフィスがまだメインのオフィスで、新オフィスはまだ家具などを搬入している状況でした。新オフィスはまだ何も出来上がっていない状況でしたので、オフィスセットアップ関係の出張では一番ハードな出張であったと記憶しています。このオフィスの住人は元々別の会社だったのですが、半年くらい前に買収したためにオフィスも新たに新調ということでした。

方針

以前の記事で NFSv3 を使用して、仮想マシンのディスク消費を抑えるようにしました。今回はそれらの仮想マシンが動いている Windows 11 のディスクの消費量を少なくしてゆこうと思います。ちょっと大掛かりなことをしようとすると、ディスクが足りないと怒られるようになってきたからです。まず、方針を立てます。まだ Windows 11 のディスクに余裕があるうちに、別ドライブを作って、それに新しいファイルシステムを作り直し、元のディスクからファイルをコピーして、仮想マシンで新しいディスクを元のディスクとして割り当てなおします。そうすると、何事もなかったかのように小さくなったファイルシステムで動くようになります。最後に動作が確認できれば不要になったディスクドライブを削除します。

まずは package さんのディスクを小さくするためにディスクの使用状況を眺めてみましょう。7.8GB 使用済みでスワップが 2GB。これから簡単な方程式を解きます。T x 60% = 7.8GB これから T を求めると、13GB となり、スワップの 2GB を加えると 15GB となります。現在のディスクサイズが 30GB なので、半分の大きさになります。因みに 60% は私が安心できるディスクの使用量です。それとソフトウェアコンパイルに大きなファイルシステムの空きが必要になった時は別のアイデアを使います。

ディスク追加

VMware Player でディスクを追加します。仮想マシンが ON の時にディスクの拡大はできなかったのですが、追加はできるようです。ちょっと解せん。。というところは置いておいて、15GB のディスクを追加します。

作成完了と同時に OS からディスクを認識したとメッセージが表示されます。VMware 内で作った通り、15GB の大きさになっています。

それと同時にディスクのデバイスファイルも作成されます。2つ目のディスクなので /dev/da1 となります。

ディスク レイアウト

まず、元々のディスクのジオメトリ情報を確認して、3つのパーティションをデザインを基にして作ります。

2048MB では大きすぎたようです。2000M として作成してみます。

ブートコード パートコード

ブートコードとパートコードをディスクに書き込みます。man gpart に例が記述されています。

newfs

続いて2つ目のパーティションにファイルシステムを作ります。ソフトアップデートとジャーナリングを使用します。それ以外はデフォルト値を使用します。

このサーバは DHCP クラスタのバックアップ機ですので、DHCP daemon を停止して、dhcp さんで全てのハンドリングを行うようにします。package さんがオンラインになった時にデータベースの同期をとってくれます。

作ったファイルシステムを仮にマウントして root ファイルシステムを丸ごとコピーします。今回は dump/restore ツールを使用しました。tar や cpio 等でも大丈夫です。使い慣れたツールを使いましょう。コピーが完了したら停止します。

ディスク削除

1つ目の 32GB ディスクを削除します。

削除完了したら SCSI ID を 0:1 から 0:0 に変更しておきます。0:1 のままでもディスクが1台だけならデバイス名は /dev/da0xxxxx のままのはずなので、問題はないはずです。ただ、次回ディスクを追加したときに新規ディスクが scsi id 0:0 になってしまい、OS が入っているディスクのデバイス名も /dev/da1xxxx になってしまうので、忘れないうちに SCSI ID を変えておきます。

動作確認

ブートコードも問題なさげです。

起動完了したら df コマンドでファイルシステムの使用状況が予定通りかどうか確認しておきます。勿論スワップエリアも pstat コマンドで確認しておきます。

最後に不要となったディスクイメージファイルを削除します。今すぐに削除する必要はないのですが、覚えているうちにやっておきます。アラ還ですぐに忘れてしまうので 🙂

全く同じことを pokemon さんにも行います。最終こんな感じになりました。


成田を出発したのは昨夜の21時前で、到着少し前に夜明けを迎えました。

今では世界各国の空港職員による悪事防止などを面白おかしく紹介してくれる番組が多くありますが、この頃の同種の番組はメルボルン空港の税関が活躍するボーダーセキュリティという番組しかなかったと思います。日本でもちょっとマイナーなケーブルテレビなどで見ることができ、私も見るのが楽しかったのですが、運よくちょうどその撮影に出くわしてしまいました。列に並んでみていると、税関の職員は明らかにパスポートによって対応が異なっているように見えました。どこの国がどうとはあえて言いませんが、日本のパスポートは税関窓口滞留時間が最短くらいに短いように思えました。私の場合は 10 秒程度で通過できました。どこから来た?変なものは持ってないな? OK, 次の人!まぁ、こんな人は撮影しても面白くないのでしょう。テレビカメラは別の列の怪しそうな人を映していました 🙂 面白かったのはオフィスに入って一通り挨拶が終わり、雑談しているときに、日本ではどんなテレビ番組がはやっているんだ?という質問に対して、ん?ボーダーセキュリティと答えると大爆笑していました 🙂

パクチー大好きという方も多いと思いますが、昼食用のデリバリで届いたサンドイッチにパクチーが入っていたのです。私的にはこんなサンドイッチは初めてで、サンドイッチにパクチーなど許されないと思ったのでインスタに “どう思う?この臭っせぇサンドイッチ?” と投稿してバズったことがありました。どう思います?私は未だに許せません 🙂

メルボルンオフィスの責任者と全社 IT の責任者である私のボスとの最終確認ミーティングの結果、やり残していることはないということで、帰国前日は自由に過ごしていいということになり、メルボルンの街をブラブラと歩き回ることができました。メルボルンの街はというと、一言でいえばとてもきれいな大都会という感じです。出張は8月の最終週の真冬 ( オーストラリアではサンタさんは12月の真夏にサーフィンでやってくるそうです ) でしたので、散歩はダウンジャケットにくるまってウロウロ歩くか、トラムという電車で移動するかのいずれかになっていました。途中立ち寄ったダウンタウンのお土産屋さんでは何故か日本人観光客が目立ち、日本から来ていた3人組の学生さんたちとお土産を選びあって、ランチとお茶をしてまたどこかでね?と別れました。

宿の近くを散歩していて見つけたのですが、人魚像だそうです。世界3大ガッカリの一つで有名なコペンハーゲンの人魚像もそうなのですが、我々が思っているような下半身魚ではなく、普通に足があるのが人魚像となっています。

行きは関空 – 成田 – メルボルンのコースでしたが、帰りはメルボルン – シドニー – 羽田のコースで、大阪へは新幹線で帰ってきました。こちらはトランジットのシドニー着陸直前です。真ん中に小さくオペラハウスが見えています。

出張も終わって最初のボスとのミーティングで驚きの内容が報告されました。買収して1年も経たないのに、別の会社から買収されることになったと。何しに行ったことか 🙁

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