今日は日曜日。外は暗くはないですが、空一面に雲が垂れ込めていて、いまいちすっきりしない空模様です。今日は昨年購入した車の新車12か月点検ということで、ゴソゴソと布団から起きだして、準備していると、妹夫婦が訪ねてきてジャム用のイチゴ買ってきたのでお土産!と置いてゆきました。一階に同居している母親と半分したということで、見た目はよくないですが、ジャム用ということで十分熟しており、大胆な箱への入れ方でしたが、おいしくいただきました。
fusefs module
さて、前回はパッケージを入れただけでしたが、今回はそれらを使用できるようにしてゆきたいと思います。インストール時に出力されたメッセージを眺めるところから始まります。
fusefs パッケージでは fusefs カーネルモジュールを読み込む必要があります。
カーネルモジュールを読み込むには kldload コマンドを使用します。
これでは再起動したときに再度読み込んではくれません。そのために自動で読み込ませるように loader.conf ファイルに変数をセットします。
dbus daemon
次は dbus daemon の起動です。
ファイルにある記述通り変数をセットする。
samba
続いて samba です。
指定通り変数をセットして、試しに再起動してみましょう。
確認
/var/log/messages の最後のほうに起動したサービスからのメッセージが記録されています。まず、tcsd daemon からのエラーで、設定ファイルの owner/group が root/_tss ではないと文句を言っています。
そこで気にいるように owner/group を変更して、起動スクリプトを実行します。グループも専用のグループを作成していることから、グループには最低限読み込むことができるパーミッションが必要のはずですので、750 にしておきます。が、エラーで起動せずに、設定ファイルの owner/group/mode が元通りに変わっています。バグかもしれませんのでちょっと調べてみます。
FreeBSD の bug 情報を調べてみますと、このような記述がありました。
次のエラーは samba からのエラーです。設定ファイルが読めないとのこと。
設定ファイルを調べてみると、ファイルが存在しないことがわかります。ということで、最低限の設定を作って、それ以外は全てデフォルト値を使用するようにします。そうすると、サービスが起動しました。
オープンポートの状況を見てみると、M$ 関係の接続を受けるようになっています。
M$ 関係のサービスは危険な香りがしますし、デフォルト値がどのようになっているか調べていないので、とりあえず NetBIOS over tcp/ip のサービスだけを起動するようにしておきます。
試しに再起動してみて、起動するようにしたサービスが動いてるかどうか確認する。と、またしても tcsd と tpmd が起動していないようです。
そこで、/var/log/messages をもう一度眺めてみます。そうすると、tpmd が /var/run/tpm ディレクトリにソケットファイルを作れないと怒っています。
そこで起動ファイルを眺めてみると、起動ユーザを指定できるようですので、
tcsd の変更に応じて、tpmd でも起動ユーザを _tss から root に変更し、確認のため再起動します。
これで、起動すべきものがすべて起動するようになりました。
コンソールを見てみると、samba サーバ pokemon がネットワークのマスタブラウザになったとメッセージが表示されています。
まだ、DNS などの名前解決サービスが使えるようにはしておりませんので、簡単な NetBIOS over tcp/ip による名前解決のみを使用できるようにしました。次回以降に samba によるファイル共有ができるようにしてゆきましょう。
以下広告
コメント