前回のカニツアーは友人夫妻と兵庫県香住へ2泊3日のカニこれでもかぁッ!ツアーで2日ともカニだったのですが、今回は同じく兵庫県湯村温泉にテニス仲間4人とズワイガニ2.5杯がメインのカニ会席と但馬牛会席の2泊3日のツアーに出かけてきました。ドライバーの都合で3名はカニだけ食べて帰ったのですが、残りの2人で但馬牛までしっかり平らげて帰ることとなりました。
湯村温泉 カニツアー
今回の日程は2月の建国記念日を含む3連休で、行きは全員で車移動、帰りは車3人組と列車2人組に分かれて行動しました。車の運転が好きな私が車を出してもよかったのですが、目的地が冬仕様の必要な場所だったので、スタッドレスタイヤを履いている車で移動することにしました。ノーマルタイヤでの雪国での行動は問題を起こしますのでやめておきましょう。
列車2人組のうちの一人は、例によって土曜昼頃まで仕事ということで出発は13時頃に彼の家発ということで集合しました。男女5人でカニとテニスなどの話をしながら楽しく移動することができました。心配された天気も上々で、道の駅 但馬のまほろばからも遠くの山がよく見えていました。
宿に到着してまずは窓から周りの様子を確認。人が集まる湯煙の立っているところが気になります。雪で時間がかかることも想定していたため、早めの4時半到着。カニは6時半スタートなので、2時間ほどお散歩をすることに。湯煙を目指してみんなで行ってみました。
もう一つ気になったのが、この夢の公園。湯村温泉を舞台にした夢千代日記の “夢” ということです。こちらへは結局行くことはありませんでした。
湯煙の経っていたところは湯村温泉の源泉ということのようです。
ゆで卵
この源泉以外にも高温の水が出ているところがあるということで、注意が必要です。そして目を引くのがこの高温を利用したゆでXXです。ゆで卵だったり、ゆでコーンだったりゆで芋だったりと、周りのお店で素材が売られているので食べたいものを突っ込んで待つこと20分。我々はゆで卵をいただきました。みんなカニのために昼抜きだったので、出来立てのゆで卵はすきっ腹に染み渡りました。因みに生卵5,6個袋に入って塩付きで300円だったと思います。
ゆで卵が出来上がるのを待っている間に河原をお散歩します。足湯もありましたが、今日は雨なのでパスしました。後、河原の壁には夢千代日記のキャストの有名人をはじめ多くの人の手形がずらりと並んでいますので、見ながら歩いていると待ち時間も短くなります。
20分経過しましたので卵の様子を見に行きます。
卵をつるしたのは22番の投入口。卵を購入したお店のおばちゃん曰く、茹で上がったら冷水をかけることで殻がむきやすくなるということなので、指示通りに食す。当然殻がむきやすくおいしかったです。もう一つ欲しくなったのですが、ここは夜のカニのためにググっと我慢します。
酒好きの連中は迷わず立ち寄り。杉玉が上がっています。
kaniかにカニ蟹!
そろそろカニが始まる時刻ですので宿に撤収してその時を待ちます。
じゃじゃーん!真ん中に蒸し蟹が鎮座し、右上の土鍋には焼きガニが火をつけてくれるのを待っており、テーブルの真ん中にはカニ鍋をみんなでシェアします。結局食堂を出て行ったのは一番最後となりました。部屋に帰ってからはトランプゲームを堪能するまで楽しみました。数年ぶりのババ抜きでした 🙂
昨日あれだけ食べたのに朝ごはんが普通に食べれるのはなぜなのでしょうか。不思議ですねぇ。。
外湯
宿に内風呂はあったのですが、長風呂ができないくらいの温度であったのでドライブの前に皆で外湯を試します。朝は8:30から利用可能です。温度は体感39℃くらいで露天風呂で寝っ転がるにはちょうど良い温度でした。因みに宿の内湯は体感41℃くらいに思えました。
昨夜は雨で、案の定夜中に雪が降ったようです。昨日は見えていた遠くの山も今日は雲に隠れて見えないようになっています。まぁ、車なのでレッツゴー!
鳥取砂丘
目的地は鳥取砂丘、5人のうち何人かは初鳥取砂丘だそうです。私は記憶にある限り3回目でした。記憶にある前回の鳥取砂丘は雨でした。
奥に見える砂山の向こうを見てみたいという意見が多かったのですが、時間がかかるからやめておくことにしました。3人はこれから車で大阪まで帰りますので。
とっとりなしお
砂丘近辺のお土産屋さんをウロウロしているときに衝撃的な出会いがありました。とっとりなしおとの出会いでした。お土産屋さんの店先に吊られているTシャツにこのとっとりなしおのキモかわいいプリントが印刷されていて、みんなで声をそろえて、”このTシャツほしい!”今回のカニツアーに参加した5人だけでテニスの練習に着てゆこうと決めたのですが、問題が起こりました。このTシャツですが、入手したくてあれこれ調べたのですが、結局 “鳥取関連の商品” ではなく、とっとりなしおのグッズを通信販売してくれるサイトがあるところまでは facebook で調べがついたのですが、そのサイトは既にクローズされているようでお手上げ状態です。相棒の方も関係会社の電話番号を見つけて電話するも、3連休だったこともあり応答なし。私もとっとりなしお公式というラインアカウントを見つけて、Tシャツを購入したい旨メッセージを書いたのですが、なしのつぶてです 🙂
なしおに後ろ髪惹引かれながらも砂丘からの帰りに昼食を食べた道の駅です。私は無難に牡蠣フライ定食にしたのですが、他の4人は親ガニカレーという聞いたことのない食べ物に挑戦していました。確かにカニの味はしていたそうです。
車組帰宅
元の宿まで送ってもらい、ここで車組とはお別れです。電車組2人はもう一泊して但馬牛を楽しんでから帰宅します。右奥に見えるのが外湯です。地元民にとっては公衆浴場となっているようです。
たまたま帰ってきたときが宿の従業員の休憩時間ということで部屋に入室できなかったので、相棒が宿で新聞を読んでいる間周りをお散歩。薬師の湯には足湯もございます。
夜には怖そうな柳の木 🙂
橋のところから見えた長い階段に釣られて参拝。正福寺ということで、春には庭の桜がきれいだそうです。
正福寺より温泉街を見下ろす。と、ここで鍵が手に入ったと相棒から連絡が入ったので宿へ向かう。
但馬牛
うーーん、牛肉の切れ端3枚 🙁 昨晩のカニ会席からすると価格的に半分なので理解できなくもないですが、落差が大きすぎるような。。。
薬師湯
こちらが薬師の湯の温泉成分表。体感はというと、無味無臭無色のただのお湯の様な温泉です。長湯するには気持ちよい湯加減です。
何の小細工もしておりません 🙂
宿に泊まっていると町民料金ということで半額の 350 円になります。一般でも 700 円なので、近くに来たら少し足を延ばして日帰りとかでもOKかと。次来るのはいつのことでしょうか?
さぁ帰ろう!
さて、浜坂駅に向けてバスで移動です。この時期の雪国は道に地下水を散水していて雪は積もらないのですが、トラックが水を跳ね上げてゆき、ズボンが濡れてしまいました 🙁 確か水をひっかけたら道路交通法違反になったような。。
薬師の湯にはバスでも来ることができて、最寄り駅はこの薬師湯か、ここから4分ほど離れた湯村温泉駅だそうです。薬師湯だと、JR浜坂駅まで300円で30分程度。湯村温泉だと大阪梅田へ高速バスで3時間ちょっと、4550円だそうです。因みに今回の鉄道の旅は城崎温泉から特急で7100円でした。
浜坂駅前のモニュメント。なんなんでしょうか?
浜坂駅観光案内所
浜坂駅で駅弁とビールを買って乗り込むつもりでしたが、残念ながら駅弁を買える売店は見当たらず、駅前の観光案内所で相談。弁当が欲しいなら歩いて15分ほどのスーパーマーケットで購入できると言うことでしたが、列車発車までの時間があまりないということを告げると、サンドイッチでよければ駅前の喫茶店でお持ち帰りで用意してもらえるかもしれないということで、わざわざ電話してくれて卵サンドを注文してくれました。本当にありがとうございました。
時間的に既に改札口は開いている時間です 🙂 列車の本数が少ない駅では、列車の発車少し前にならないとホームに行けないようになっています。もう少しで卵サンドの準備完了です。
こちらがその喫茶店の Canon さんです。年配の女性の方の経営のようで、来られていたお客さんも近所の年配の奥さん2人。雰囲気からして、コーヒー1杯で3時間粘る、楽しそうな感じでした 🙂
この駅の特徴は駅名の入った大きな暖簾。相棒が騒ぎ始めました。ビールが無いと 🙂
電車?
この各駅停車で城崎温泉駅まで行って、そこから特急コウノトリ14号に乗り換えです。電車ではなく列車に乗るのは本当に久しぶりです 🙂
餘部鉄橋
最初に目を引いたのは餘部の海です。餘部駅は前回香住へカニツアーに来た時に駅のホームを歩いたのですが、列車で来るのは初めてです。
鉄オタが泣いて喜ぶ餘部鉄橋も今は建て替えられて、線路の両側にはガラス張りの壁が張られており、見晴らしは素晴らしいです。新鉄橋の下に旧鉄橋の一部が保存されているそうです。
ホッとする景色が続きます。
浜坂駅を出てから1時間、城崎温泉駅から乗り換えた特急でサンドイッチを開きました。特急に乗ってしまえば寝ていても大阪まで連れて行ってくれます 🙂 この卵サンド、思っていた卵サンドではなく、昔懐かしい砂糖入りの卵でした。それにしても世の中便利になったものです。3連休で混雑が予想されたので、e5489 を宿から登録して指定席特急券をオンラインで購入しました。新幹線の EX カードはよく使いましたが、在来線特急でケータイから購入するのは初めてでした。えっ?古い?失礼しました。
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