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VMware ESXi 最高!

FreeBSD
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皆さん、会社のサーバ環境ってどうされてます?多分大きく2種類あると思います。クラウドでのホスティングかオンプレミスの仮想環境じゃないでしょうか?うちの会社では無駄に人の多いオフィスではオンプレミスの仮想環境、そうじゃないところではクラウドのホスティングとなっています。ただ、オフィスごとにあるのではなく、エリアごとに共用する形にしています。例えばアジアで一カ所、北南米で一カ所などなど。うちの会社で使っているクラウドは M$ Azure なので、こちらも基本 Hyper-V の仮想環境なのですが、最近は VMware 上での仮想環境も提供してくれる様です。まだ使ったことがありませんのでどっちがいい?と聞かれてもすぐには返答できません。まぁ、会社の環境はいろいろな制約や政策的な好き嫌い、歴史的な流れ、管理担当者の出来不出来 🙂 などなどで最終的な決定がされると思います。

ただこの仮想環境、IT としてのプロダクションを動かすだけではなく、オフィス固有の問題などをちょっとした実験的な環境で現地で再現したいような場合にも非常に有用なソリューションとなります。数千名いるユーザの100%がインテルプロセッサを使用していることから、この仮想環境でもインテルプロセッサを搭載した laptop PC をリモートのオフィスに置いて、VMware ESXi 上でモニタリング用の Linux VM や、ユーザの問題を再現するための Windows VM など、いくつかの仮想マシンを実行しています。デスクトップも拡張性が高いことから選択肢になることもあるのですが、基本 UPS 機能を備えた Laptop PC がこの目的では最良の選択と思われます。

うちの会社では、どの一般ユーザも最新の PC を IT からもらって、保守の切れる4,5年使用して使い終わったら新しい PC を IT からもらうのと引き換えに古い PC を IT に返却する形をとっています。いつまでも古い PC を使用していても効率が悪くなってきますし、新しい OS の必要要件も満たさなくなってきます。これらのことを考えると、いいアイデアだと思います。それらの返却された PC は IT サポートの手でメンテナンスされてユーザへのバックアップ PC として保管されます。ただそんなにたくさんバックアップ PC があっても仕方がないので、古い順にデータを削除して廃棄してゆきます。リモートのオフィスで使用する実験的な仮想環境もこれらの返却された PC を用いて組み立ててゆきます。会社の方針で全ての PC は D*LL を使用していますので、パーツを寄せ集めてちょっと余裕のある環境にして、複数仮想マシンを動かすことができるようにしてリモートオフィスに送ります。

VMware ESXi が動くかどうかはほとんどの場合プロセッサがサポートされているかどうかで決まります。ですので、リモートオフィスの ESXi をアップデートしてゆき続けるとそのうちに、”ご使用中のプロセッサはこの先のリリースでサポートされなくなるので、その準備してください” とメッセージが出力されます。そうなってくると、ユーザから返却された PC を見繕って置き換えとしてリモートオフィスに送ります。リモートのオフィスではディスクを古いマシンから新しいマシンへ入れ替えることで、仮想マシンは何事もなかったかのように新しい環境で動き続けます。ESXi から見えるハードウェアの違いは ESXi が全て吸収してくれるので、仮想マシンから見えるハードウェアはいつも同じに見えるということになります。また、ディスクなしで送りますので、データ漏洩の心配もないということになります。しかも、ユーザが使い終わったお古なので、かかる費用は輸送費だけとなります。リモートのオフィスで必要な機材を見繕うことができるのであれば、実質無料ということになります。多くの場合、256GB SSD ディスクに 16GB メモリを持ったラップトップで大体事足ります。

同じような環境を自宅の実験室でも持つことができるようになりましたので、諸々、ご紹介したいと思います。言うまでもないのですが、ご家庭の環境で出費を少なく実験環境を持つということがメインテーマとなりますので、VMware ESXi に関して詳細が知りたい向きにはそれなりに詳細にご紹介いただけているサイトがありますので、そちらをご覧いただければと思います。今回はこの辺りにして、次回から実際にインストールしてみましょう。

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