久しぶりに FreeBSD に関する記事を書いてみます。自宅のサーバーは非常に安定して動いていることから ports の更新か OS のパッチやバージョンアップくらいしか書くことが無いように思っているので、なかなか新しい記事を書く気にならないというのが現実です。実際に ports の更新も、OS の更新もバージョンが異なるだけで既に書いています。結果的にあまり面白くない内容となってしまいます。このことに加えて、退職後の収入確保をどのように行うかという現実もあり、記事を書く頻度が非常に少なくなってしまいました。普通に仕事を行うこともアリとは思うのですが、基本的にスーツ着てオフィスに毎日出てゆく仕事はご免こうむりたいと思っています。むしろ、完全リモートの就職かそれ以外の自分だけでできる仕事の方を優先して見つけようとしていました。
さて、少し古い内容になりますが、会社員生活をしているときには毎朝まず最初に FreeBSD サーバーからのセキュリティレポートメールを見ることから始まることがほとんどでした。台数こそ少なくなってしまいましたが、自宅サーバでも基本メールレポートを見ることにしています。少し前から 14.1 の OS に問題があるとレポートされていましたが、なかなか修正パッチが出ることもなくどうしたことかなと思っていましたが、実は既に 14.2 がリリースされているようでそっちを使えという事かと思い、サクッとアップデートしてみました。14.1 のパッチが出なかったのはちょうど 14.2 がリリース時期だったので、まずそのリリースをすることが先だったのかと想像します。
FreeBSD 14.2 のリリースノートはこちらで見ることができます。
preperation of patch files
freebsd-update コマンドでリリース番号を指定して実行します。
インストールしているコンポーネントに問題が無ければ ‘y’ で進んでゆきます。
merging customization
手動で編集したファイルなどに対する変更に問題が無ければ ‘y’ で進んでゆく。
first install pass
どのファイルをどうするのかがリストされます。まずカーネルファイルだけを置き換えてブートアップしておきます。
second install pass
新しくインストールされるファイルは新しいカーネル上で動くことが前提となっていますので、再起動して新しいカーネル上でアプリケーションを置き換えます。
再起動して全て新しくインストールしたファイルを使用しているようにします。
これでアップデートは完了です。
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